昨日は、村長出席のもとで村の来年度予算案(主に一般会計)の内示会が開かれました。一般会計の総額は34億7,500万円で前年度当初予算より1億7,800万円の増となっています。
昨日は議会運営委員会も開催され、3月定例会議の日程を3月5日~19日までと決めました。3月定例会議提出の議案とより詳しい予算案の説明は3日の全員協議会でおこなわれます。
▼16日に予定したものの、警報級の悪天で急きょ取りやめていた災害対策特別委員会の豪雪被害などに関する現地視察がきのう行われました。
昨日も時折の激しい降雪と吹雪模様のなかでの視察となりましたが、農業用パイプハウスの倒壊破損現場や、村の畜舎の軒破損現場、国道、県道への落雪危険箇所、村営住宅からの落雪、倒壊すれば通行者への危険可能性が考えられる空き家などの視察をおこないました。
懸命の除雪を行ったにもかかわらず被災した農業用パイプハウスについては、昨日お知らせしたようにすでに農家や関係する団体から要望書が届いており、これに沿ったいち早い支援が必要で、村はそのための可能な対応策を順次とろうとしているようです。
また、目立つ被災はなかったものの、被害をなくすためにあらゆる手段で除雪対策に尽力した農家へも、除雪費用などでの支援が考えられていることも視察後の講評で表明されました。道路法面の落雪防止についても、これまでとられてきた対策にとどまらない抜本的な策の必要性も、すでに村から県へ伝えられている旨も説明されました。落雪構造の村営住宅については一部で通行者などへ危険が及ぶ可能性のある箇所があり、とりわけ豪雪時にはそれにふさわしい危険防止策を適宜とることが必要であることも確認されました。
これまでもそうでしたが、空き家対策は今冬の豪雪でも大きな焦点、課題です。「家屋の屋根雪対策」という豪雪地特有の空き家がかかえる課題があり、この点もふくめ行政とのかかわりで問題を解決する方策が求められています。管理放棄空き家はますます増えることが予想され、これは全国的な今後長期にわたる課題として解決に向けた重要な検討課題といえます。