議長会正副会長会議へ

少々の降雪をみた21日朝から後は、降雪が記録されず雪寄せ作業をしなくても済む朝が今日まで続きました。予報だと明日朝もそんな天気になりそうです。

降雪が落ち着いてほんとに助かりましたが、そんな晴天が続いただけにとりわけ強く目に映るのは、雪で損壊した住宅の軒や農業用パイプハウスが雪の重さにつぶされた痛々しい壊れ跡です。

そういう被害が多く発生している村内からとなり町の果樹園を眺めれば、やはり雪で幹が裂けたり枝の折れたリンゴなどの樹が方々で見られます。いま目につくだけでもこれほど多くの被害樹が見えますから、雪解けの春になったらその被害規模はかなりのものだということが果樹農家ではない私たちにも推測できます。「長い期間のいっき大量降り雪」がもたらす破壊力を被害の爪跡から教えられる日々です。

きのうは、そういう様子を目にしながら議長会の正副会長会議があって秋田市へ向かいました。

この時期の会議だといつも話題にのぼるのは雪のこと。今年はわが村が県南の市や町とともに災害救助法適用となるほどの大雪となり、自衛隊の災害派遣やみなさんからお見舞い電報などをいただいておりましたので雪はなおさらの話題となります。同じ県内でも雪のまったく少ない所に住んでおられる方々は「我が家の集落で現在積雪2㍍ほど」とお伝えするとびっくりします。それでも、ここ数日の降雪なしが続いてくれたおかげで、その2㍍でも我々にすれば「これでなんとか、平年豪雪並み」ということになるのですが。

会議では、2月に開かれる理事会を前に提出議案の協議をしましたが、今年度の活動も、迎える来年度の活動も、それらの大半は新型コロナ禍対応と深く関係していて、来年度の活動もこの感染症がどう推移するかにかかっています。おそらく立てる計画の多くは、「来年度も開催がムリ、あるいは今年度と同じようにこれまでと違う方式で」と思われるような状況が続いています。

おそらく多くの組織や団体も同様の状況下にありますから同じような判断を求められるはずです。いずれ、新型コロナの収束がみえるまでは、感染防止を第一義にしたとりくみに徹することが組織に責任をもつ人々のつとめといえるでしょう。