村豪雪対策本部が年末28日に設置されています。その後も大雪が続き、7日からの寒波襲来予報やこれからいよいよ寒中本番の季節になるということもあり、それらに備えて第1回目の豪雪対策会議がきのう9時から10時まで開催されました。
各集落の代表、議会、消防分署、駐在、社協、建設業協会、伊達堰水利組合、防災指導員に出席案内があり、村の状況報告と今後の対応説明、集落代表からの意見などが出されました。
村からは、災害救助法の適用を県南6市町村のひとつとして要請したことや自衛隊の派遣要請についても報告されました。また、村内3箇所(田子内ミニライスセンターそば川側敷地、岩井川城下公園付近河川敷、椿台鈴木建設工業敷地後部)に雪捨て場を確保し、近く全戸にその周知をはかること。小学校の通学について、滝ノ沢、大橋場、下田、平良、肴沢、蛭川について徒歩通学を止め、保護者の車、村の公用車による送迎のいずれかを選択できるよう近日中に希望をまとめるという報告もありました。
▼会議後には、残していた屋根雪処理を夕方までかけてすべて終了。作業を終える頃から雷鳴がとどろき、わずかの時間に10㌢を越える重たい雪がまた降り重なり、やがて気温が下がるにつれ吹雪模様となりました。夜は大型で強い台風なみ暴風の荒れ狂いでした。それでも、予想に反して夜から朝までの降雪量はそれほど多くなく、今朝の雪寄せ時間は少なくて済みました。しかし、今日これからの降雪がどうなるか心配です。
昨日夕方には「災害救助法が午後4時に適用となったこと。自主避難所を村防災センターに開所したこと。自衛隊への具体的な派遣要請もさらなる状況把握検討後に行われる見込み」などの連絡が事務局長から入りました。事務局長は、豪雪対策会議の内容やその後の動きなどをふくめた文書を夕刻の吹雪模様になってから議員各位へ届けまわりました。非常時なので「情報は的確にいち早く!」ということです。
▼ご承知のように、村議会はすでに年末28日に議会の災害対策特別委員会の正副委員長、運営委員長、常任委員長による会議を開催、4日には全員構成による災害対策特別委員会を開催し、それぞれの段階での雪対応策について村へ意見の内容を提示してきました。
その主な内容は以下のようになっています。それらのうちすでに村や関係機関によって一定の具体化や対応、改善がはかられたものが多くあります。今後も、みなさんの要望や気づいた点を各議員、議会にもぜひ寄せてください。 1月5日現在の役場所在地で201㌢、この時点で48豪雪時をしのぐ災害規模の積雪量です。こういう状況下なので、新型コロナ感染症については豪雪地帯はとりわけ感染防止に最大限の心がけが必要です。豪雪被害防止とともに、よりいっそうの感染防止策にもみんなでつとめましょう。