成瀬ダム工事事務所の村山所長さん、副所長さん、各課長さんにご出席いただき、村議会の行政懇談会がきのう行われました。
毎年恒例の研修・意見交換会で、堤体工事が本格化したCSG工法(セメント、砂、礫を固めた)によるダム工事の概要説明を受け、加えて各議員から出された質問への説明もしていただきました。
質問では、選択取水、貯水池の水循環やPH、成瀬ダム規模のCSG工法の特徴点、新型コロナ禍や自然環境と工期との関連、廃棄土砂の今後の措置計画などほかにもいくつか出され、丁寧な応答がされました。
後段では、懇談会としては初めて工事現場を視察し、降雪前の来月までを一区切りとしてCSG打設が盛んに行われている(視察時は打設前の清掃中)堤体そのものの上などで再び詳しい説明をお聞きしました。
工事現場の周囲まで紅葉前線が下りてきていて、展望所には須川高原への周遊で訪れた観光客をふくめ多くの方々が、ドライブの休憩をとりながら工事の様子をながめていました。