モヂエヂゴ(エビカライチゴ)熟す

村の木イチゴではもっとも遅れて熟すモヂエヂゴ(餅いちご・エビカライチゴ)が熟れ時となっています。

村の木イチゴは、モミジイチゴ、クマイチゴ、ニガイチゴ、ナワシロイチゴと、それぞれ味に特徴があって楽しいのですが、このエビカライチゴも、ほかの木イチゴたちとはちがう品のある特有の濃い甘さで昔の子ども達をひきつけたものでした。

ほかの木イチゴとちがい村での植生はごく限られており、私が知るのはたった2箇所だけ。それで勝手に私は「村の絶滅危惧種」扱いしている野イチゴです。「エビカラ」という名がついていますが、エビであるような、それでいて毛ガニでもあるような、ほんと甲殻類のかたちによく似た姿をしているイチゴです。

▼先月31日は、会議で久しぶりに秋田市へ。

会議は、高速道路の整備促進を期すフォーラムの開催で、県と関係する期成同盟会の主催です。

新型コロナ禍のなかで、こういう類いの県規模の会議開催にご案内をいただいたのは春以来はじめてで、いつもの年より参加者数を制限してのフォーラムとなりました。

会場となったホテルでは、受け付けで検温がされ、消毒なども徹底、着席も長テーブルに一人掛けで間合いがとられました。もちろん全員マスク着用は必須です。会議そのものも正味一時間で終えました。この日は、コロナ禍で開かれる県規模の会議の特徴をみたひと時ともなりました。