6月定例会議終える

村議会6月定例会議はきのうですべての議案審議を終え、通年議会はいったん休会です。

提出議案はすべて全会一致で原案通り可決となり、議会散会後には全員協議会が開かれました。協議会では、新型コロナ対応で最も新しい状況下での村の対応策や今後の方針などであらためて詳しい説明を受け意見交換もなされました。

新型コロナ禍における事業体などの状況把握とは別に、村民の生活状況の把握についても、すでに5月の村広報配布の際に職員が各戸を訪れ聴き取り調査を行っており、その内容も説明されました。6月の広報配布時にも、村の新たな対応策のひとつである応援クーポン券事業(村指定の宿泊業・飲食店・食品加工販売所に使用限定の村民一人当たり1万円のクーポン券)などを職員が直接手渡しをし、その際にもあらためて状況調査が行なわれます。

なお、国の特別定額給付金は、対象のすべての世帯に6月15日で給付を終え、そのことがこの日散会前の村長の発言で報告されました。100㌫の給付をこれだけ迅速に行えたことは、村の自治の特徴を活かしたとりくみであり、住民はとても喜んでいます。

6月定例会議はきのうで終わりましたが、その定例会議全体の振り返りを行い、今後の活動に向けた協議をするために今月末には議会運営委員会が予定されています。

▼おとといで今年2度目の畦草刈りを終えました。床屋さんに通った後のようにこれで畦まわりはとてもすっきり。田んぼのなかでは、オタマジャクシが何千、何万と育ち、イモリ、ドジョウ、カエルたちとともに小さな命を躍動させています。畦にはシオカラトンボやオニヤンマを小さくしたようなトンボも見られる季節入りです。

▼タケノコ採りで須川高原に入山し遭難された山形市の男性(72)は、昨日朝に入山地点から1㌔以上離れたと推定される地点で地上からの捜索隊が発見し、死亡されたという報がはいりました。なんとも無念なことで、心からのご冥福とお悔やみを申し上げます。

地上から、空からと、連日の捜索にあたられた警察、消防、消防団、村、遭難救助隊員の皆さんにも、ご苦労をおかけしたことにお礼を申し上げたいと思います。