きのうは夏至。一年で最も北に近い方角から、緑の勢いを増し始めた稲田に初夏の朝日がさし込みました。
▼今年はじめて、地方議会関係の教育視察がきのうみえられました。村を訪れていただいたのは宮崎県西米良村議会の総務文教常任委員会のみなさんと議長さんご一行5人です。
同じ日、朝一番から午後3時までの予定で中央大学の学生さんと教授のみなさんが先行して視察日程をくまれていたようで、西米良村議会のみなさんもそれをご承知で訪れていただいたものでした。
役場での教育長の説明、終わって小学校や児童館での校長先生をはじめとする案内や説明をていねいにしていただき、子どもたちのとりくんでいる学習や学校生活の環境などをじっくりと視察してもらいました。放課後時間となり子どもたちの授業そのものをみていただける時間はありませんでしたが、「視察の目的はとげられたのでは」と感じています。
きのうの西米良のみなさんも、今日訪れていただく岡山・備前市議会のみなさんも、村内の宿泊施設を利用、あるいは予約していただいており、この点もふくめ、村を視察先に選んでいただき心からの歓迎とお礼を申し上げるものです。
▼先の日曜日、釣り大会や山菜まつりの様子に触れて後、今後にひかえたある目的もあって栗駒山麓・昭和湖まであがりました。そのとき、登山道脇に咲く高嶺の花たちのいくつかを目にしました。
初夏の花々を楽しむ登山なら、栗駒も焼石も今が旬の締めくくりというところでしょうか。北に隣り合わせる残雪の焼石連峰や、栗駒・栃ケ森山周辺森林生態系保護地域に指定されるブナの森と稜線を視野に「いつか、歩き残している稜線のすべてを辿りたいもの」と胸に秘めながら上り下りしました。
花は、ワタスゲ、イワカガミ、おげっこつつじ(ウラジロヨウラク)、どうだん(サラサドウダン)、ゴゼンタチバナ、タテヤマリンドウ、タカネニガナ、イワハゼ、ヒナザクラ、などの仲間たちです。これらに続くキンコウカなど盛夏の花たちも蕾をみせはじめたところがありました。