▼県町村議会議長会の懇親会にともなう不適切な公費支出に関しての報道がありました。組織の一構成員として、当事者の一人として責任があり、議員各位におよそのことを説明するとともに、本会議の開会に先立ち重ねて反省とお詫びを申し上げました。
公費の適正な支出について最も心がけなければならない立場にこちらはあり、このような不適切な支出に対する対応判断の甘さについて深く反省しています。
▼本会議二日目は3議員による一般質問が行われました。
新人議員のS氏をふくめ3氏はそれぞれ、個性豊かに持ち味を発揮され、現場をよくしらべ、あるいは現場の声を聞き、時に論理明確に、時に情感込め、再質問あるいは再々質問と論を展開しました。総じて建設的な質問だったからでしょう、答弁も今後に向けた積極的な見解をしめす内容になったのではとこちらには感じられました。
本会議の後、予算特別委員会が開かれました。この委員会での質疑後、S課長から「委員会での答弁の際、答えのための資料を素早く引き出せるよう、会議の場にパソコンを持ち込めないだろうかという声が職員からある。資料はほとんどパソコンの中」という旨を告げられました。会議運営上、双方にとって効率的になるだろうという理由からでしょう。
すでに本会議で議員全員が情報機器を駆使している地方議会もあるようです。議員もパソコン世代が主流になる今後は、議会運営も従来の考えを転換しなければならなくなる時がくるでしょう。わが議会の今はその過渡期です。さしあたり、「答弁側にパソコンを」という今回の課題提起、まず、どんなかたちが最も現実的か、当局と議会事務局でいろんな事例をしらべ、原案を練りあげてこちらにしめしてもらおうと考えています。