桜はまだですが、地面は花*花*花

金曜日は、小中学校合同の歓送迎会へ出席。合同ですからずいぶん大勢でにぎやか。私は一次会だけでしたが、それでもあの雰囲気でしたから、2次会などさらに盛り上がったことでしょう。

CIMG0749-1▼週末の所用で村内をめぐる途中で目にした水稲の育苗箱。種まきを前にして、肥料や農薬を混ぜた育苗土を箱に詰め、積み置きされていました。きのうはこの箱の農家もふくめ村の方々で種まきがなされた様子。雪の村でも、いよいよ土とまみえる仕事が始まりました。

▼めぐる途中の道ばたには、雪解けの進みにあわせてフクジュソウやチャワンバナコ(イチゲ花の仲間)が次から次へと花の競演を見せ、花群落のそばでは、たんぼに落ちた枝葉を片付けて焚かれた煙があちこちでよく上がる季節です。みなさん、火災にだけはお互い要注意を。
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▼わが家の玄関にある小鉢のイワナシやノウゴウイチゴも花を見せています。ノウゴウイチゴは、わが集落ではエシャガイチゴ(胆沢川イチゴ・沼ノ又入会林にもあったが、そう呼んだ)とよび、昔からおいしい実をたっぷりといただいたものです。

CIMG0780-1 CIMG0776-1でも、「洋なしのような味がする」とお聞きしたイワナシの実はまだ私は見たことも口にしたこともありません。村では高山だけでなく、低山に小さな群生地があり、毎年、この花を観る度に「今年は、実を」と思いながら、実現はまだナシです。

▼一方わが家の土手には、イワウチワや、地面すれすれ隠れるようにして花をつけるウスバサイシンもようやく咲きを見せるようになり、道ばたのショウジョウバカマは花火のような姿で満開、たんぼ土手のカタクリも、ポツリポツリといよいよ咲き始めました。
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