2度目の部落長・自治会長会議、そして初雪

まだ66歳、人生これからという齢なのに、地元集落のSさんが病を克服できず急逝されました。今年は、地元というほんの狭い範囲で幾人もの方々が鬼籍に入られました。みな、集落でともにくらしてきた方々であり、今年は寂しさ悲しさが連なる年となりました。

Sさんとはほぼ同年代であり、青年時代あるいは子育て真っ盛り世代、そして中年へと、いろんな活動をともにしてきた仲です。突然の訃報に、無念の思いが続いています。

▼22日は、今年2度目の部落長・自治会長会議が開かれました。

議会事務局提供

当局とともに議会も各地区要望の提出を受け、要望箇所の現地視察もまた当局といっしょにおこなっていることもあり、ここ10数年、私もこの会議に出席しています。

二度目の秋の会議では、春に出された各地区の新しい要望にたいして、春以降の役場のうごきや、村、県(県行政に関わること)の考えの内容が当局側から説明されました。

それらは、要望の内容ごとに、①春以降速やかに具体化されたもの、②来年度の予算措置にむけ実施が計画されているもの、③来年度は無理だが再来年度をふくめいずれは実施にむけ段取りが進められているもの、④様々な理由で実現の結論を出すのはむずかしいものなどとして整理され、各担当部署から報告後に意見が交わし合われました。

後の広報でも再度知らされるでしょうが、くわしい説明資料が各部落長、自治会長さんたちに渡されていますから、早くお知りになりたい方はそちらからお聞きください。

▼先週18日にブナの森深山のナメコたちと出会ったことを先日お知らせしました。そのおなじ18日の午後、今度は家周りの林を散策、里のナメコとエノキタケに向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それと、もっと前の9月30日、ブナの森深山に入って見かけた真っ白なキノコも載せておきます。枯れ木を見事に覆っている食べられないキノコです。「見て楽しむキノコ」としては申し分のない模様ではありませんか。その時のキノコと、実の色が映えてきたツルウメモドキも載せておきます。

 

 

 

 

 

 

それから一週間後、3連休の家周りのおなじキノコとツルウメモドキの実、そして房から落ち甘みを増したヤマブドウの実です。22日夜からみぞれぎみとなった空は、翌朝になったら里も真っ白の初雪降り積もりです。

初冬、初春と、雪の下でも元気に成長を続けるエノキタケ。雪国の人々はその様子をよくみていてこのきのこに「ユギノシタキノゴ」と名をつけました。姿はか弱いようでいて凍えるような寒気にも負けず成長するユギノシタ、それは艱難辛苦を耐え忍ぶ芯の強い女性を見るようでもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この休日には、近くに暮らす童たちのうち二家族が久しぶりにそろいました。保育園や学校の行事がなかったその日、初雪で真っ白になった家まわりを散策。そのエノキタケを採ったり、ヤマブドウの実を採ったり、ツルウメモドキをながめたり、オオイタドリの枯れ茎を刀にチャンバラごっこなどで、今冬初の野外あそびを過ごしてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野が雪に覆われたので、散策コースの湧水に育つセリやオランダガラシ(クレソン)もその緑がとても冴えてきました。夕餉のきのこ鍋やサラダに、その緑葉は早速使われ、童たちにおいしくいただいてもらいました。湧水なので積雪の厳冬でもその流れには雪が積もりません。なので、冬の間、野の菜(山菜)が家のまわりですぐに採れますから、これも私にとっては自然からのありがたい贈り物です。