共同草刈り作業、消防訓練大会

土曜も日曜も早朝5時から、田んぼの用水路組合と集落全体の2つの団体の共同草刈り作業へ出ました。いずれの作業も用水路のほかに国道・村道脇や水路に連絡する道路等もふくめた草刈りです。集落の作業ではさらに加えて村管理の公園の草刈りも行われました。

5時からの作業開始ですから、みなさんそれぞれ4時頃に時計やスマホの目覚ましをスイッチONしているようです。が、農家はたいていこの季節だと4時頃には起き始めているので早朝作業そのものはそれほど苦になりません。

用水路も道路脇もこの時期になると草丈が伸びていて作業は難儀。なかでも作業を手こずらせるのは縦横に伸びた「くずの蔦」で、草刈り機械、通称(ブッシュ)も、地を這うこのくずの蔦は刈りにくく、頻繁に機械にも蔦がからみつくのでまことにやっかい。集落の作業は2時間ほどを要してやっと終わりました。

ということで村全体の水路や道路脇の草刈りもほぼ終わり、道路脇は全体がすっきりとした風景に変わっています。

▼日曜日は共同作業後に一息ついて村消防団の訓練大会へ。コロナ禍により中止となっていて大会は3年ぶりの開催です。コロナ感染症が県内はもっとも抑制傾向にあるものの下げ止まりのままでもあることからでしょう、大会につきものの規律訓練は村では行われず、新調された活動服を初めて着けての小型ポンプ操法のみの競技となりました。

優勝し湯沢市雄勝郡支部の大会に小型ポンプ操法の部で出場することになったのは第3分団第3部(大柳地区)。表彰された方々(総合優勝や最優秀選手など)をはじめ競技を披露されたすべてのみなさんの真剣なうごきに感謝を申し上げたところです。大会のこの日まで、早朝から仕事を終えての夕刻、そして休日と、みなさんはほんとうに練習に明け暮れの日々でした。団員とともにその活動をささえるご家族のみなさんや常備消防の分署のみなさんへも深く敬意をはらいたいと思います。支部の大会が月末にまたありますから練習は続きます。

▼先日、二十歳の頃に農業の先進地研修で1年間住み込みでお世話になった相模原のSさん宅からトウモロコシが贈られてきました。いつも初モノはこの定期便でごちそうになります。箱の中には、いっしょにつくられているのでしょう、ナスとキュウリもそっと詰め込まれていました。

ご夫妻は80歳を過ぎていますが、元気に野菜栽培をつづけているお姿を想像すると「こちらは、まだ71歳。あんまり自分の年寄り話はしていられないなぁ」などと思います。旬の食べ物の贈り物は、初モノの美味しさへの感謝だけでなく、生き方を教えられる気分にもなるのです。