共同作業で林道の草刈り

きのうは集落の共同作業で、入会林野に通ずる林道や林内作業道の草刈りが行われました。

早朝4時半頃から集合しての草刈り機械(ブッシュ)での作業ですが、山村ぐらしではこれはごく当たり前の共同作業。まだツナギ(人刺しアブ)などの大群が発生する時期前でもあり、みんな、朝の心地よい汗を流して作業を終えました。

この日草刈りされた以外の村管理の林道や作業道も、例年のように委託された業者によって草刈りが行われます。県や国の森林に関する税がそれら費用支出の財源ともなり、こうした山の道路維持への努力があるからこそ山野がまもられ、ひいては下流部の里も平野もまもられるのです。

▼土曜日に高原まであがり、標高千㍍ラインの池塘に咲くヒツジグサを眺めました。そばにはトキソウとともに稀少なサワランも見られます。夏の花キンコウカは今が盛りです。

雪解けの遅い場所では、シャクナゲやオゲッコツツジ(ウラジロヨウラク)がかろうじて花姿を残していました。