わらび座創立70周年公演開幕

創立70周年をむかえたわらび座の劇場公演シーズンが10日開幕。

マスク、手指消毒はもちろんのこと、検温や1座席を空ける座席配置など、新型コロナ対策を徹底するなかでの観劇です。

昨年につづいて4月から11月まで劇場公演のメインとなるのは、この日も演じられたミュージカル空!空!空!。NHKの連続テレビ小説「雲のじゅうたん」を思い出させる県出身の女性飛行士・及位ヤエの偉業をとりあげたミュージカルです。

この日は70周年記念の開幕特別公演としてのセレモニーも。劇団の山川社長のあいさつに続き、堀井副知事と秋田商工会議所・三浦会頭の来賓挨拶もありました。

昨年は行けませんでしたので、劇場で生の観劇は2年ぶり。人の暮らしのなかで、文化・芸術がどれだけ大切なものであるかを感じた一日でした。

ところで、劇場ができる前のわらび座公演といえば、全国でも県内でも学校の体育館を会場にしての現地公演が多く、度々行われた小さな班編成での公演は別にして、村での大きな公演としては私の記憶では2回は行われているはずです。

そのうちの一回目は何十年も前のこと。おぼろげな記憶ですが、確か青年達などによる実行委員会方式で開催が計画されたものでした。会場確保に苦労しながらやっと開催にこぎつけ、椿川の体育館がいっぱいの観客でうめられた時のことを時々思い出します。