国道342号の同盟会総会

横手市からわが村、そして岩手県一関市を経て宮城県登米市に至る国道342号。その整備促進同盟会の総会があり、きのうは副村長、建設課長補佐と一関へ向かいました。

この道路については、村側としての独自の要望はかかげてあります。ただそれとはまた別に、岩手側の真湯~須川温泉間への拡幅改良への要望が根強くあり、道路は岩手側ですが、栗駒山、須川温泉を訪れる県外や都市部の方々からはよく秋田側の我々にたいして「岩手側の道が狭い。早く改良整備を」の声が寄せられます。

現在のところは、岩手、宮城側とも平野部の改良とりわけ内陸と三陸沿岸部を結ぶ区間の改良に力点がおかれているようですが、奥羽山脈を通る岩手側は大型車両同士はもちろん、普通車同士でもすれちがいに神経をつかわねばならない区間もあり、いずれはこの区間全体の拡幅改良がどうしても必要です。その意味からも、同盟会の運動を息長く続けなければと思いながらの山越えの往き来でした。

▼晴天つづきの先の休日、久しぶりにおとずれた童と新ジャガイモ堀りへ。これは、88歳になる母が蒔き育てているジャガイモで、童は「芋堀り」を教えられながらほんのひとときの「共同作業」初体験です。

畑でのはしゃぎ後には川へ。まだ2歳と10ヶ月ですから冒険的な川遊びはできませんが、やはり子どもはたいてい水が大好き。投げた石がジャボンと音を立てて水をはじく様子が大好き。投げ浮かべた木が流れるのも大好き。ですから「石を投げたい、木を投げたい」と「投げもの」がつくる川面の変化に夢中です。

「魚もみたい」というので、岸辺の石を起こしたら大きなカジカが2匹いて、1匹はすばやく逃げましたが、もう1匹はじっとしていました。ただ、童の期待していた魚とはどうも顔つきも体かたちもちがっていたようで、つかむほどの「勇気」はまだ童には備わっていなかったようです。おそらくこういう姿の魚を見るのははじめてだったのでしょう。

▼お世話になっている南房総館山の花卉農家Sさん宅(妻が先進地研修で学んだところ)から、このほど夏の定期便トルコギキョウを贈っていただきました。向こうはもうそういう季節なのですね。村では早稲種の栽培リンドウが摘み取られていて、我が家の仏前には南と北の花がいっしょに供えられている大暑の土用です。