新緑、深緑、残雪、花々

須川温泉のある標高1000㍍ラインの須川高原では、まだ樹林帯にも所々に雪があります。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういう所では、雪消の時期の日数差によって木々の芽吹きにも早い遅いがあり、同じブナの木でも深い緑と萌葱の緑のわずかな色違いがみられます。

湿原の池塘周辺にはミズバショウやショウジョウバカマ、タムシバが花盛りで、コバイケイソウは芽をだしたばかり。排水のよい日向地面にはイワナシもいい花形を見せてくれます。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝、所用で横堀にでかけた後に向かった20日の須川高原は残雪の上に新たに降った雪もみるほどに低温となり空気が澄んでいましたから、残雪や若葉の背景には雪にたっぷりと覆われている鳥海山がひときわ目立ちます。これは、青葉の時をむかえた平野部の田園地帯からの眺望も同じで、一年でもっとも鳥海山がくっきりと浮かび立つ季節到来です。

25日には、国道342号と国道398号を連絡する県道仁郷大湯線(旧有料道路)が開通予定のようです。ぜひ、絶景の須川高原と温泉へお出でください。ほんとに見事な景観ひろがっていますよ。露天風呂からの景色も、紅葉の秋と優劣つけがたい景色を堪能できるはずです。