成瀬ダム工事事務所開所式

彼岸明けというのに時折の吹雪模様、肌寒い一日となったきのう。成瀬ダム工事事務所開所式が、役場向かいへ新築されていた国交省の工事事務所で行われました。

式は、国交省東北地方整備局河川部長畠山愼一氏の挨拶ではじまり、関係する市町村長の除幕によって事務所が開所となりました。

ダムの通称「本体」といわれる堤体の工事は平成31年春から始まる計画で、工事は平成36年の完成をめざして進められます。

▼開所式の前には、この3月で定年退職となる広域市町村圏組合の消防長と次長さんがあいさつで見えられました。

午後は湯沢雄勝農業委員会連絡協議会の会議で湯沢市へ。農業委員会の新たな選任制度に基づく手続きが各市町村で進められていて、公募作業が先行していた自治体ではすでに募集の締め切りがされたところもあるようです。それらのところでは定数をはるかに上回る応募数のところもあるとききます。

連絡協議会は、現体制ではいわば最後の会議であり、異動や定年で農業委員会の職務から離れる事務局長さんたちもおられて、さびしげな雰囲気と労いの心が混じり合った会議となりました。

▼農業委員会の新たな選任作業は全国的なとりくみですが、わが秋田、そして県南は、ほかにもっとたくさんの「選ぶ」動きがかさなります。

きのうは知事選が告示され、雪の中に立つ掲示板にポスターが張られていました。

管内では市や町の首長、JAの役員、土地改良区役員などもそれぞれ改選期をむかえたところがあり、議員の補欠選も予定されているようです。選ぶ側も、えらばれる側も、いろいろと重なる「めまぐるしい時がやってきた」との声がきかれます。