7月の農業委員会総会と農業振興地域整備促進協議会(会長は村長)の2つの会議がきのうひらかれました。
午後は、たんぼに水がたまっている箇所への溝切り作業などに少しの汗をかき。
▼表面上はまさに「口の戦い、言葉の戦い」といえる最大の言論戦、参議院選挙が終わりました。その戦いの先頭に立つ候補者をはじめとするスタッフにとって、何よりも求められるのは長丁場を万全にたたかえる体力・気力・知力の備えでしょう。
まともな言論戦の舞台では、聞いていただいて、読んでいただいて「有権者や国民の心にもっとも響くうったえ」につとめなければなりません。それには、候補者とスタッフ、幹部たちの体力と気力、あらゆる知力の集中がもとめられるといえます。
小さいながらも、被選挙・投票という関門・審判を何度もくぐりぬけてきた私にとって、歴史の歯車を前に進めようと社会発展の法則にそう戦いに全力をあげられた候補者とスタッフのみなさんへ「ご苦労様でした」のねぎらいの思いがじわりと湧いてきます。
戦いですから、各陣営ではもちろん選挙前から政治戦や組織がためもなされていて、いざ本番では「どう、有権者の心をとらえたか」のうったえの質と量がそれに加わって結果が出ます。選挙は総合戦といわれるゆえんです。たたかいの結果分析がすでにどの陣営でも、あるいはマスコミや国内外の研究機関でもなされているでしょうが、分析が科学的であればあるほどおそらくどの分析にも共通する法則性が見いだされ、その分析・検討の焦点と課題は次の衆院選にむけられているはず。
後に、平成28年、2016年のこの戦いを振り返った時、初の18歳選挙権行使ともなったこの参院選で、どの陣営の主張・政策が歴史の大道に沿ったものとみなされるか、私はそれに注目しています。
▼道ばたにはクガイソウの仲間たちが花を風に揺すられ、里ではクマイチゴの仲間たちもどんどん色づき始めました。
深山でもこのイチゴがまもなく熟れ盛りをむかえる頃。生後1年半を母親と過ごした子グマが母から離されるのがこの季節。これからは、独り立ちさせられた中くらいの子グマたちの出没情報がさらに増えるでしょう。