村議会の3月定例会議が4日に開会。施政方針・行政報告、議案説明が午後までかかり、本会議を終えては、陳情の常任委員会審議が行われました。
土曜~日曜はジュネスキー場において恒例のジュネスカップスキー大会があり、5日朝の開会式に出席。降水確率ゼロ㌫のもとでの初日の大会は久しぶりのことで、二日間ともまったくの穏やか天気というのはめずらしいこと。全県から参加した選手たちは、晴れ空の下で気分よく全力を尽くすことができたでしょう。
開会式のあと、自家用水道の取水口を点検ついでに裏山へ運動散策。この日は地元集落のコミュニティ文化祭(羽後町出身の歌手・岩本公水さんの歌謡ショーもある)の準備作業が3時に予定されていました。幸い雪原は朝のうちなら雪が締まっていてカンジキをつければほとんど足は沈まず歩きやすし。ただ帰りになったら雪がゆるみズブズブと足がとられ「決まった時間までに戻る」という焦り歩きはあまり愉快なものではありません。
のぼる途中、冬でも常に水の流れる箇所にはバッケ(フキノトウ)が顔を出し始めています。これは予想していなかったことで、テンプラの大好きな妻への初物お土産ができました。雪消の早い水辺や日向では村内でもあちこちでバッケがみられます。
自家用水道の湧水口付近は雪が消え、岩からわき出る水に勢いがあります。啓蟄ともなったからでしょうか、トトトトトトトトッと流れる水音も春を告げる拍子のように聞こえます。
しばらく上って雪崩に気をつけながらシロデ(立木のない急斜面)に足を向けました。そこからはスキー場や東山山塊、成瀬川筋に開ける村の約半分の集落、手倉から大柳方面までが真正面にのぞめるからです。スキー大会開催中のアナウンスもよく聞こえ、コースを下る選手が豆粒のように見えます。
いつもの大ブナの根元で決まったように一服をし、山内境の尾根まであがり岩手山方面の眺望を期待しましたが、大気がもやっとして遠望がきかず残念。尾根には、この間には目にしなかったブナにも昨年秋にクマが枝を折って実を食べた跡がほかの木にもありました。彼らは、尾根筋の見晴らしのよい木をえらんでよくのぼります。
県内でも沿岸部などはマンサクの開花が伝えられて久しいのですが、標高の高いところのマンサクはまだ堅いつぼみのままです。
きのうは、地元の文化祭があったり、村がいろいろとお世話になっている国会議員の国政報告会が湯沢であったりで少しあちこちへ動きました。今日の一般質問・議案審議の本会議をひかえての日曜でしたので、休日という気分にはなれない一日でした。