食肉加工センターの指定管理者は(株)羽後の國ファーム

今月2回目の議会臨時会議が開かれた。

案件は、いずれも村施設の指定管理者の指定。新しくつくられた食肉加工センターは(株)羽後の國ファームを指定管理者とし、指定期間は5年。ほかの4施設は現行の指定管理者を引き続き定めるもの。

(株)羽後の國ファームは平成26年末に村内に本店をおきつくられた会社で、代表取締役は浅舞の菅原一範氏。食肉加工センターに隣接し、同時に工事が進められた村の学校給食センターについても同社への業務委託が予定されている。

育苗センターはJAこまち、農産加工所はなるせ加工研究会で指定期間は5年。栗駒山荘とジュネススキー場は秋田栗駒リゾート(株)でこれは指定期間をこれまでの5年から10年へとのばした。会社の安定的運営をはかるためなどが理由としてのべられた。ジュネス栗駒カントリーパークも栗駒リゾート(株)への指定だが、これは指定期間を5年から3年へと短縮する。理由は、ほかに指定をめざす団体のうごきもあるためなどが説明された。

議案はいずれも原案を可決とした。食肉加工センターには、前述のような学校給食センターとの関連もあり、議論が集中した。

内示会の様子(事務局提供)
内示会(議会事務局提供)
内示会(議会事務局提供)
内示会(議会事務局提供)

▼本会議後には、来年度予算案の内示で全員協議会を開催。総額約37億4千万円近い一般会計予算案の概要説明をうけた。歳入では前年度より大幅に伸びた基金繰り入れが約6億円、歳出では住宅整備などの地方創生事業、3セク関連の観光施設整備事業などが新たな部分として規模の大きさもふくめ目についた。予算審議の3月定例会議は来月4日に開会されるはこびである。

CIMG2323-1CIMG2319-1▼午後には、新年度から運営が始まる食肉加工センターと学校給食センター施設を見学した。施設工事は完成に近く、最終仕上げの段階にある。村が大きな投資を決断して計画した食肉加工センターは内外から注視されている。計画どおりの成果があげられるようわれわれ議会の責務も引き続き重い。

CIMG2324-1▼役場からの帰り、今朝方からふわっと積もった新雪に、雲間からつかの間の陽射しが光った。お日様、青空がまた恋しくなった2月末の雪のむらです。