やりかけていた今冬3度目の屋根雪下ろしを週末から休日にかけて終えました。が、4度目の下ろしにもうかからなければならないようです。
アメリカ東海岸、米国首都の大雪様子をニュースでみた家族が「あれなば、ほんとのホワイトハウスだ」と言いました。交通がマヒし、大きな州に緊急事態がしかれ、死者も多数ということです。一方の欧州では、シリアからの難民、とくに多くの子どもたちが寒さで命の危険にあるとの報道もありました。
長崎も積雪17㌢、かって記録にない大雪といいます。豪雨と同じで豪雪は最大級の自然の猛威。世界有数の豪雪の村にくらしていれば、米国や長崎、西日本の人々、そして多くの難民の方々が、雪と寒さの渦中にあるいまの心情が推しはかれます。「異常な雪」は恐怖そのものですから。
ふだん雪のない九州地方や太平洋側がこういう天気だと、やはり豪雪の村は比較的穏やか。きのう午後など、意外や意外、陽射しの下での一日となりました。そういう村も、雪が少ない少ないと言ってきましたが、すでに積雪2㍍をこえた集落もあり、わが集落も今朝からの降りようなら2㍍に達するのはもうすぐでしょう。世界有数の豪雪の村とはそういうことで、今年もこれであたりまえの冬となりました。私たちは、積雪2㍍であたりまえ覚悟のくらしです。
くらしに小さな趣きをもとめて、秋に水挿していたタラノメやコシアブラがここまで芽を大きくしています。同じ日に挿したのですが、タラノメのほうがはるかに早く芽を出すということを知ったところです。