12月9日までの村議会開会。そして出初式

議会事務局提供
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今年の初議会がきのう招集されました。

当初は会期決定のみの議事日程を予定していましたが、急きょ、与党の税制改正大綱において個人番号制度にかかわる一部手続きの見直し方針が出され、それにともなう条例改正等の専決処分案が審議されました。

通年議会の会期は12月9日までの341日間。仕事始めの日が初議会でしたから、「よし、今年も、始まったぞ」と、私の心の箍(たが)はピッと締まりました。議場内の各位も同じような心境にあったのではないでしょうか。

所は変わりますが、憲法に定められる昨年内の臨時国会開会要求が拒まれ、異例の年始国会がこの日開会された永田町のみなさんも、国会議員や官僚としてはこれまで体験したことのない年末年始を過ごしているのでしょう。会議は昨日からですが、その準備というものが議員にも、政府にも、官僚のみなさんにもあるのですから。

それにしても、憲法9条といい、53条といい、これだけ最高法を軽くあつかう政治手法の連続、立憲政治の危うさがあまりにも目につきます。

議会事務局提供
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▼午後は、やや強く降る雨の中、村消防団の出初め式、それを終えてからは恒例の地元分団の新年会へ。寒気のこんなに緩いなかでの出初め式は久しぶりのことです。団員の全体数は全国の例にもれずわが村も減少していますが、指揮者から「100名」と告げられたこの日の出席団員たち。若手の方々がずいぶん多くなっていて、世代交代が急速に進んでいる印象をここ数年感じています。

ということは、自分と同じ年代の団員がほとんどいなくなっているということでもあります。いろんな集い、行事にむかう度、数え65になるわが齢を自覚することが多くなっていて、これは世の常ながら少々さみしいものではあります。

ご挨拶では、永年の活動で表彰されたみなさんへのお祝い、団活動への感謝を申し上げながら、近年、全国、県内、湯沢雄勝管内でも非常に大きな惨事が続き課題となっている火災にともなう死亡事例(おそらく、その多くは有毒ガスが要因でしょう)について、「万が一の場合に、火災で命を失う危険から逃れる」策についての啓発の大切さをとくに強調したつもりです。