雪を下ろされない空き家は大きな課題

管理放棄の空き家は全国的な課題です。

同じその空き家でも、雪国の場合は、管理がゆきとどかないと雪の重みで家屋の破損が激しく、人々の安全なくらしが脅かされます。その場所が隣家や道路に近かったりすると、倒壊や落雪、強風による構造物の飛来など隣接する家屋への被害や通行する方々への人的被害の可能性があります。

村内にもそうした事例に準ずる空き家がいくつかあり、安全なくらしを保つうえでひとつの課題となっています。

写真は、今冬に屋根の雪下ろしが一度も為されないと思われる一部空き家のきのうの様子です。昨日のわが村の積雪は役場所在地の田子内で130㌢、岩井川で144㌢、椿台で162㌢、大柳で180㌢。今のところはほぼ平年並みの積雪ですが、この積雪に雨天もありましたから、雪の重さはさらに増しているでしょう。雪国では、こういう状態の家屋が市町村のあちこちに見られるわけです。