一種間ほど前から「そろそろカオをみせる頃だな」と、キノコのタマゴモダシ(タマゴタケ)の出る地面を眺め始めましたが、そのときはキノコの姿がまだ見えませんでした。
それが、過ぎた16日の土曜日に同じ場所をのぞいたら、キノコはたちまちのうちにカオを出していて倒れる寸前まで生長しきっていました。
キノコの発生している地面はわが家裏手の農作業小屋すぐそば。20年ほど前に実生から育てたブナの木がある樹下です。
この地面はタマゴタケ菌の好きな環境らしく数年前からタマゴタケが群生するようになっています。今が発生し初めですから、今後、次から次へと「タマゴ」のような幼菌の姿が見られるはずです。
すぐそばにはツチカブリモドキの仲間でしょうか、やはりこちらもカオを出し始めました。野にはオカトラノオが花盛り、少しずつ夏キノコの顔ぶれが増える季節となりました。