新しく村の学校に転入された小中教職員のみなさんの合同あいさつ会がきのう開かれ、村長、各課長、教育長、教育委員のみなさんとともに出席。
村恒例のあいさつ会ですが、新型コロナの感染症防止に考慮しここ2年は開催を見送りにしていましたから、久方ぶりの開催です。しかし、今年も転出の先生方の挨拶会は計画されなかったようで、転入の方々についても急きょの開催となったものでした。
転入されたみなさんへ私からは、「村の歴史にふれてほしく、そのための身近な手段として『村の郷土誌』と『4つの小学校の閉校記念誌』をお読みねがいたい」と申し上げました。教育もふくめ、村の自治を知っていただくためにはそれが最適の図書と思ったからです。2つの図書には、村の自治全体のカオが凝縮されて詰められているからです。
▼4月は、雪原一帯の積雪が締まる堅雪(かたゆき)のシーズン。そうなれば堅雪歩きができるようになり、カンジキなしでどこにでも気楽に向かえますからうれしいもの。
過ぎた休日も絶好の晴天堅雪で、訪れた孫たちとともに例の河川敷でたっぷりの散策をしました。
いつものように、湧水に育つクレソンやノゼリを摘んだり、川辺に立ち寄って半年ぶりになじみの川原の石に腰掛けたり、キツツキが虫を捕らえようと柳の幹に嘴で空けた穴を観察したりです。
童心に帰れるこの季節の堅雪渡りは、気分をスカッとさせるのにまことによし。今年は里の残雪が多く農作業遅れへの心配はありますが、この先に計画している深山ブナの森歩きでは、平年より山に雪が多いので楽しみです。