部落長・自治会長会議

村内に14組織ある※部落・自治会の代表者に参集していただいての会議が5日に開かれました。

春に各部落・自治会から村と議会に出されていた新規の要望があり、それに対する村の対応状況を説明する会議で、春に続いて年2回行われる恒例の会議です。

要望については、村独自にできること、県の対応が必要なことの区別があり、◆本年度すでにとりくんだものやとりくむ予定◆次年度以降に対応◆再検討が必要◆現状では対応は困難の大きな区分けをして対処方法が説明されました。また、昨年度まで出されていた継続要望についても、実現されていない内容について同じような対処方針がしめされています。

当日は、花いっぱいコンクール有良団体の表彰も各部落・自治会に対して行われました。

※村内の各自治組織(地縁団体)はすべて昔から「部落」と呼ばれていました。しかし近年になって「自治会」へと組織名称を変えたところが2地区あり、それで村では「部落長・自治会長会議」としています。

▼7日は地元部落の秋の共同作業です。集落のくらしをささえる基幹用水路(農業、生活、流消雪用水)の草刈りを主にして、公園の清掃作業なども行われました。積雪前に用水路にかぶさる草木などを刈り、雪詰まりなどがおきないよう水路の流れを円滑にするために欠かせない作業です。豪雪の村では、どこの集落でもほぼ同じような作業が晩秋に行われます。

▼「雪が降る前に」と、先日は自家用生活用水の取水口タンクの掃除にも向かいました。

岩の間からこんこんと湧く清水の出口には簡易の貯水タンクを据えています。雪でつぶされたり、クマにいたずらされたりでキズ跡と変形がはげしくなっていますが、何十年も我が家のくらしをささえてくれている湧水源です。

まわりの林は落葉の真っ最中。ナラ枯れ被害で枯れたミズナラにはムギダゲやヤマドリモダシ(クリタケ)が真っ盛りです。村内のほかの里山でも、ナラ枯れ被害木には、ムキタケやナメコがよく出ている頃でしょう。ナラ枯れは、キノコの世界にも大きな影響を及ぼしています。