今日も秋真っ盛りにあわせてキノコの話題です。
今回登場するのはシシタゲ(シシタケ・コウタケ)。村でよく食べられるキノコの中には大きさと発生量に特徴のある種として、トビダゲ(トンビマイタケ)、ミャゴ(マイタケ)、それにきのうご紹介したノギウヂ(ヌキウチ・エゾハリタケ)とならんでシシタケがあげられます。
こちらが過去に目にしたシシタケの中で最も大きかったのは傘の直径が30㌢を少し越えていて、それはまさに名は体をあらわすというほどの大物格でした。
そのシシタケ、今年は多くの土キノコたちが不作なのと同じでこちらが通ういくつかの採り場の発生量は極めて少なく、山によってはたった一本だけとか姿がゼロの所も。
写真は、そんな不作の中でもがんばって立派な形を見せた株で、シシタケ特有の姿がよく保たれています。
同じ土きのこのホンシメジも発生期に入りましたが、こちらもシシタケと同じかあるいはそれ以上の不作です。やっと姿を見せた株も勢いよくは生長できず、フニャフニャしたまま老いていました。彼らにとって今年の度の過ぎた干天続きは大きな痛手だったようです。