薬草に惹かれて

朝をふくめ一日に3回ほどはコーヒーを愛飲していますが、ほかにも私がよく飲むのは自家製の薬草・柴(茶)。

数年前から妻がこの薬草に惹かれ、土用の季節になると原料の野草(柴)採りに励みます。

野草はそのほとんどが薬成分を含んでいるようですが、我が家で毎日飲んでいる薬草・柴はドクダミ、ヨガノハシ(ゲンノショウコ)、それにトリキ柴(クロモジ)の3種。

ほかに、虫刺されや小さな火傷の治療用としてつかうために常備しているのはオドギリソウ(オトギリソウ)と腹痛用のヘンフリ(センブリ)。センブリは村の原野では採取がまったくできないといってよいほど絶滅しているので、在庫はよそから購入したもの。

今年も土用に採られた3種の野の植物はいま日影干しが進んでいます。冬になったら、いま愛飲している昨年モノに替わって新しい薬草・柴茶の味覚と香りを楽しむことができます。