ヒロッコ掘りの季節

26日、村の表彰式が行われました。

50回以上献血された方や長い間部落長をつとめられた方々の功労賞2氏をはじめ、スポーツ賞8名、芸術文化賞11名、情報処理技術賞2名と、計23名のみなさんが栄光賞や奨励賞を受賞されました。

議会からも、あらためてみなさんのご努力へ心からのお祝いを申し上げたいと思います。

▼27日、所用で村内をまわっていたら、平良集落の亡き祖母の実家のみなさんが畑でヒロッコ掘りをしていました。

ヒロッコは、まだ厚い残雪の下でも芽をだしています。その雪を寄せると、陽射しが当たる前の黄色の新芽がはじめての光を受けまぶしそうに輝きます。雪を起こして掘り採るヒロッコは、まさに雪国食文化の象徴といえる野の菜。

ヒロッコ掘りが村のあちこちで始まれば、なんぼ豪雪の山里でもほかの山菜が少しずつ新芽を見せるようになります。バッケ、ノゼリ、ヒロッコに続き、次に食卓にのぼるのはアザミかな、ヘリザグ(セリサク・シャク)かな。