「最大規模級豪雪の冬」を予測し対策を

昨日は、落雪構造建屋の屋根から滑り落ちた雪を捨てる作業に終日とりかかりました。

230㌢ほどの雪がいっきに滑り落ちた納屋の雪は堅く締まっていて重く、トラクターでの排雪作業でもなかなかはかどりません。屋根の雪下ろしと同じで、一挙に3回分の雪を除排雪する訳ですから、ふだんよりはるかに多くの時間がかかるのは当然のことです。

きのうはプラス3℃まで気温が上がりました。おかげで、これまで屋根に張りついたままでいた村内各地の建屋で雪の滑り落ちがみられました。みなさん、屋根から2㍍をこえる雪がなくなったので「まずは、ホッ」というところでしょう。

いっきょの大雪だったので、屋根から滑り落ちた雪や下ろした雪の排雪がはかどらず、下屋の軒先近くまですでに雪が届いている建屋が方々で見られます。ということは、次の猛烈寒波がくるまでに排雪できなければ、今度の雪下ろし時には軒先に雪がつかえ、雪下ろしは大変な難儀がともなうということになります。

12月ですでに並みの2月頃の積雪という異常な大雪です。今冬は除雪体制の充実度についてこれまでの内容をよく吟味し、排雪箇所の工夫・確保体制などもふくめ、今から異常な大雪に備えておくべきでしょう。

「先週より厳しい年末寒波の可能性も」という予報もあります。すでに一度2㍍越えを記録した積雪状態に、いつもの冬がこれから来るのですから、「今年は、とてつもない大雪の可能性が極めて大」とみての雪対策と心がけが、行政にも、あらゆる関係機関・団体にも、個々人、家々にも必要でしょう。

議会は、それを見越して、新年4日の初招集議会、本会議の後に災害対策特別委員会を開催し、今後の豪雪対策に備える予定でおります。