通常スポーツ大会にかわる試合

小学校から高校まで児童生徒たちのスポーツや文化行事の大会、コンクールなどが新型コロナ禍で中止となり、それに代わる試合や行事などのとりくみが各方面で行われています。

学童野球もそのひとつで、湯沢雄勝では通常の大会の代わりとして湯沢市雄勝郡小学校野球大会が過ぎた土・日曜日に計画されました。

ところが両日ともあいにくの雨天。土曜日は雨が止んだ合間を縫ってプレーはつづけられましたが予定した試合のうち一部は雨で順延。日曜日予定の試合は完全に無理で順延となりました。村の小学校チームは土曜日に雄勝小学校との対戦となり、雨天で中断をはさむなど両チーム泥まみれになりながら熱戦を繰り広げ、雄勝が勝利しました。

雨のなか懸命にプレーをする子ども達の元気さ、健気さ、ひたむきさは、保護者をはじめとする応援の人々の心にひびくものがあります。オリンピック、パラリンピックは観客の心に響き感動を呼ぶ大会の最たるものでしょうが、この日の子ども達の一途な動きからも、心を揺さぶられるスポーツのすばらしさをあらためて教えられる気がしました。
それに加えて私が感じたのは、こういう雨のなかで審判や監督、コーチなどをつとめられるみなさん、水たまりの球場を整備するために懸命となる関係者のみなさんの力添えの大切さ、ありがたさです。スポーツを、子ども達を愛するそういうみなさんの日頃の熱い思いがあるからこそ、子ども達はああして元気いっぱいの動きができるのですね。試合の日だけでなく練習もふくめて学童たちの成長を支えるすべての方々へも感謝です。