降るように、ける

CIMG0647-1雪解けが急速に進む様子を村の人々は「降るように、ける(消える)」と言います。
今冬の村は、山形、新潟、長野の同じ豪雪地帯に比べて1~2月の降雪が意外に少なく、豪雪対策本部の設置までにはいたらず、ここ数年では雪の少ない春をむかえました。それでも、真冬のわが家では屋根から下ろした雪がどんどん重なり、二階から簡単に出入りできるほどの雪の塊が軒下にあったことはすでにお知らせしたとおり。

その雪も、4月ともなれば「降るように、けで(消えて)」、あの大量の雪塊はあと幾日かで崩れ落ちようとしています。

CIMG0641-1CIMG0638-1CIMG0648-1そんな雪消の春も昨日まではいったん冬へお戻り。寒さで野の花はここ幾日か閉じたまま。きのう朝など外気温はマイナス2℃。わが家前では、肌寒い天気がつづくなか農業法人のみなさんが水稲育苗ハウスの設置に大忙し。半年ぶりに、土とまみえる生活がまた本格的にはじまろうとしています。

天気の変化が激しく、晴天の今朝は6時前でマイナス5℃。この春はじめて本格的な固雪(かたゆき)歩きができるほど雪が凍み固められました。