雄勝中央病院の運営委員会

秋田県厚生連・雄勝中央病院の運営委員会がきのう開かれました。

運営委員会の構成は、JAこまち、JA羽後のそれぞれの組合長と担当理事、女性部長、それに管内の市町村長、議会議長です。天満院長さんや事務長さん、それに県厚生連などから病院運営と県厚生連傘下の各病院などの事業説明を受け、地域医療の核となっている病院運営について質問や意見が交わし合われました。

お隣岩手県のように各地域にまで県立の病院がない秋田では、県民の命をまもる役割の多くを厚生連の病院が担っています。私はいつもこのことを取り上げるときに記しますが、その存在は「県立病院」のようなものといってもよいでしょう。

国内、県内における様々な指標での地域格差の存在とおなじで、医療の分野でも、特定の診療部門の医師確保などをふくめ「偏在」が医療の解決すべき大きな課題として何年も続いています。その課題解決は政治とりわけ国政の責によるところが大と思われますが、海外の医師確保先進国のような政策水準にまだわが国は達していないのでしょう。

年に2回開かれる運営委員会。会議の資料に目を通す度に、いつものことながら、院長先生をはじめとする医師や看護師さん、職員のみなさんのがんばりに頭が下がる日となります。

▼今年5度目の畦草刈りをきのう終えました。刈り取りまでのたんぼの仕事ではこれが最後の作業です。畦はきれいになり収穫の準備はすべてととのいました。このあとは、稔り具合と天候、行事をにらみながらコンバイン出動日を決めるだけです。

村の圃場でも、田植えの早かったところはおとといあたりからハサ架け自然乾燥もコンバインも刈り取り開始がみられました。それは管内の平場地帯でも同じだったようです。平場地帯の農家の方は「今年は、作がいいようだ。青米が少ないらしくモミの水分値も低いという声がある」などの会話を交わしておられました。山間部の村の作柄ははたしてどういう結果となるか、注目です。