のどかな春のひととき

このところしばらく雨天や曇りが多く、晴れでも風がつめたかったりでしたが、きのうは久しぶりに春らしいおだやかな日和となりました。

いつものようにまずは朝一で役場に向かって書類の決済をし、今後の活動予定などを打ち合わせ。帰宅してからは突然舞い込んできていた童の子守役にひととき加わりました。温かなので、「外で雪の上を歩こう」と童と約束していた堅雪渡りの河川敷散策です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我が家は畑も田んぼもまだ雪が多く、そこに向かう農道も厚い雪で車が通れませんから農作業はできず。妻も月末連休から今シーズンの村の直売所のしごとが始まります。なので、雪が解けてからの繁忙の春、二人そろって童と過ごせるこうしたゆるやかなひとときはつかの間の今だけ。

きのうは雪の締まりがほんとうではなく少し足が雪に沈みました。でも、河川敷の散歩程度ならだいじょうぶ。久しぶりに童と3人そろいでのどかな春の自然にふれあいました。

バッケをながめ、童の大好きなキノコ(ユギノシタキノゴ・エノキタケ)をいっぱい採り、アザミやヒロッコを摘み、湧水から流れる清水のそばで花(キクザキイチゲの仲間)やワサビ、クレソンを愛で、雪解けの瀬音さやかな小川や成瀬川の水辺に戯れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬眠から覚めたばかりのヘビ3匹が残雪そばの日向で体をあたためていた姿ともばったりの出会い。ハ虫類は苦手で歓迎しないこちらですが、童は「しっぽをプルプルさせていたね」と初鳴きならぬヘビの「初見」を体験してニコニコとおもしろそう。

夕餉には、みんなで「その日の春の楽しい出来事」を語り合い、エノキタケもいっしょにしたヒロッコのかやぎ汁をいただきました。