稲刈りを終える

きのう稲刈りを仕上げました。前日まで雨天が3日も続いたので朝になっても排水のよくないたんぼには溜まった水がたっぷり。それで「4日になれば水も少しなくなるだろう。作業は4日にしよう」と、当初は予定していました。

しかし、しかしです。「秋の天気予報はあてにならぬ」を何度も何度もみていますし、週末には大事な行事予定もあり、それに台風25号も向かって来そうです。「4日もどうなるかわからぬ」と思案を切り替え、無理を承知で作業に入りました。

案の定、田んぼの一部はまだ水たまりが吐けずの状態。バックしては進み、またバックしては進みもありで刈り取りには手こずりましたが、なんとかトラブルなく作業を終えることができました。

夕方、コンバインの泥をざっと洗い落として天気予報をみたら、4日の天気予報はお日様だけのマークになり、今朝は予報通りの晴れ空です。排水のよくないたんぼを刈り取る方々はこの予報をとくに喜んでいることでしょう。晴れ、降水確率ゼロ、稲刈り人にとってこういう万全な天気予報はなかなかめぐってきてくれないもの。今日はみなさん安心して快適な作業に勤しむことができるはずです。

88歳になる母は、「ひ孫だどさ、かへでぇ(ひ孫たちに、食べさせたい)」と、ひろったクリを久しぶりの晴天の下にひろげ干しています。干すと栗は甘みがぐんと増します。冬になれば、煮たり、ほどよい小粒のヤマグリは焼き栗にしてみんなに楽しまれます。

季節は10月入り。我が家では先月末に薪ストーブを設置し使用をはじめています。それ以前は、移動式の手軽な石油ストーブで朝夕の暖をとっていましたが、今朝の冷えほどになると暖の主役はいよいよ薪ストーブへと切り替えです。