新玄米になりました

お米の籾すりをきのう始めました。

近年はカメムシ被害が目立つようになっていますが、我が家では被害粒はいつの年もほとんどなく、今年もカメムシにとりつかれた跡はほぼゼロのよう。お米の粒はよくふくらんでいてきれいなものです。収量はあまりよい成果が見込めないようですが、品質は良し。これなら1等米まちがいなしでしょう。

早速新玄米と御神酒を神棚に供えて今年の収穫に感謝をあらわしました。

 

▼去る日曜日に撮りためていたキノコを今日も載せます。

初めはミズナラ大木の幹に張りついているマスダゲ(マスタケ)です。これはまだ幼菌の部類で食べ盛りのすがたです。一夜味噌漬けされた朱色の軟らかな切り身を毎日ごちそうになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

次は何度もご紹介している万人ご承知のクロフミャゴ(マイタケ)。今回のマイタケは一週間前にようやく顔を少し出し始めていたもので、「一週間後にもう一度来てみよう、それまでどなたにも採られなければ幸運もの」と、「見置き」してきていたもの。

たいがい「山の見置きはあてにならぬもの」なのですが、このミズナラには10日ほどの間どなたもおとずれていなかったらしく、「見置き」の幼菌はいいかたちの株に育っていました。

一度見ていて、しかも当てにならぬものがあったのですから、そのうれしさは偶然の出会いとはちがいまた格別なもの。「ありがたや、ありがたや」と山の女神様に感謝しいただいてきました。

帰路にはサモダシ(ナラタケ)を少し摘み、偶然シシタゲ(コウタケ)ともばったり出会う幸運もありました。貴重種のまったく新しい発生場所での出会いなので、大げさながら「幸運」と記しておきます。

 

 

 

 

今回も最後は毒キノコ。その代表選手クサウラベニタケです。こういうふうにいかにも食べられそうな顔かたちなので、食茸シメジの仲間と間違えてしまわれるのですね。用心、用心です。