商工会の新春懇談会、大寒の堅雪

恒例の村商工会新春懇談会が19日に開催されました。

懇談会の一部では、プロバスケット秋田ノーザンハピネッツの元ヘッドコーチ長谷川誠氏が「プロ意識とプロマネージメント」と題して講演。長谷川氏は、能代工業高校時代、大学、社会人、そして米国、全日本、ノーザンハピネッツでと、学生、アマ、プロ時代のバスケットを通じた体験に触れながら、競技力向上とともに人間として大切なものは何かをとつとつと語りました。

 

懇談会は成瀬ダム振興事業協同組合とも共催。それもあって、この日は実質的に本体工事に入っている(ダム堤体部の掘削工事)と私たちはみている成瀬ダムについても、ダム工事事務所側から事業状況の説明をうける時間もとられました。

 

2部はいつものように懇親の席。会員のみなさんは、雇用確保、産業振興で大きな役割を果たされていて、なおかつ村の様々な分野の知恵袋として村勢発展のカナメ的存在の方々でもあります。それだけに、お一人お一人が個性あふれる論をもたれ、経営方針もそれだけに多様、進取の気概あふれる方々も多いですから、会話のなかでこちらはたくさんのことを学ばされ、今後の活動の参考になりました。

▼所用の途中に入道からながめた20日朝の鳥海山頂上と、寒中の陽射しにキラキラ光る
雪原です。

この日の雪原は数日間の降雪なしで雪がよく締まり、大人が歩いても雪に足が沈まないこれはほとんど堅雪状態。大寒の日に堅雪状態などというのはめずらしいことでしょう。天気も快晴、こんな日にブナの森の深山にむかえたら、きっといい景色が拝めたにちがいありません。

 

 

 

 

 

 

昨日朝まで久しく除雪なしの日が続きました。最も厳しい寒中に雪寄せしないで済む日々が続くのは予想外。今週に予測されている猛烈寒波は、西の地方や太平洋側にも雪を積もらせるとの予報ですが、そうだと、北日本の日本海側はいつものようにそれほどの雪とはならないのか、それともどっと積もるつもりなのか、いずれ警戒は怠れません。なにしろ大寒の最中ですから。